わらう

近所の小学校を囲う柵に
最近 生徒が描いた鳥の絵がぐるりと展示してある

すごく いい
型はひとつなんだけど(学校側で用意したのだな)
カラフルで どれも個性的で たのしい気分になる

で ほのぼのとそれを見ながら てくてく歩いていたら
前方にはしゃいでる家族が、、、

父ちゃん「どれ どれ これか? これか? あっはーあっはー ひでーな ははっははは
あはははは ひでーなこりゃ あはははっっ、、、」

母ちゃん(絵の裏に名前が書いてあるらしく 柵から身を乗り出してのぞいておる)
「これ あっこれだ これだね あー これだ」

こども「・・・・・・・・」

わたしは心の中で「ボウズよ いけてるよ! 父ちゃんうれしくてしょうがないのさ わかってやれ」
とつぶやいたが  トラウマになっちゃうかもなあ、、、



笑う ってのはショックからくるものだから
おもわぬところで 笑ってしまう事がある

わたしも緊張しすぎたり どうしていいかわからなくなったり あまりに悲しいと笑ってしまうので
「なんで へらへらしてるんだ 不謹慎だ!」と きっと 思われているに違いない

もちろんおかしかったり たのしかったりしても笑うけど、、
しかも とっちらかっちゃったりしてると 逆の事を言ったりもするので たちが悪い


我が息子の絵をみて はしゃぎながら笑う父ちゃんも
きっと わたしみたいなんだろうと 勝手に思う


「わかりずらいよ!!」